R&K Phase Sensitive Detectors (SD Series)
R&K SDシリーズは測定したいRF高周波入力と、参照するLO高周波入力の二つから、相互の位相と電圧差に比例した直交する二つの検波電圧を出力する、フェーズ センシティブ ディテクター(高周波位相検波器)です。 内部にスーパーハイレベルのダブル バランスド ミキサーを使用し、二つの検波出力(Sine/Cosine)にはオペアンプによるバッファー回路を用いることにより、極めて広いダイナミックレンジを持つことが特徴です。
カタログ記載の型名・諸特性は製作例であり、製造可能な周波数仕様範囲内であれば、お客様のご要望に応じて入力中心周波数・帯域幅、出力周波数帯域幅、ともにカスタムオーダーが可能です。
標準的な仕様として、入力周波数は10MHz~1000MHz、出力周波数帯域幅はDC~50MHzまで対応可能です。 入力周波数帯域幅にご指定がない場合、中心周波数の10%で製造します。